帯広競馬場(北海道)
1932(昭7)年〜

北海道遺産に登録された、世界にひとつしかない「ばんえい競馬」
その歴史はこの地から始まったと言っても過言ではないだろう


豊かな大地が広がる十勝は120年ほど前は未開の原野だった
この大地を日本屈指の穀倉地帯に育て上げたのは開拓者達と共に大自然に挑んだ馬たちだった
家族の一員として農家の未来を支えた大型の馬は今「ばん馬」と呼ばれ
「ばんえい競馬」の走り中で荒れ野を切り開いた息遣いを伝えている

道和種馬(どさんこ)の農耕馬を持ち寄り力比べを楽しんだ「
お祭りばんば」は
仏原産のペルシュロン種など1トンに及ぶ馬を取り入れた「ばんえい競馬」に発展し

速さを求めたサラブレッドと共に強さの改良が進められている


1932(昭7)年8月8日:
帯広競馬場が開設される
全長:直線200m、セパレートコース
第1障害:高さ1.0m、長さ7.5m
第2障害:高さ1.6m、長さ16m


1947(昭22)年:
道馬匹組合連合会が中心となり国に働き掛け公営化される

1948(昭23)年9月23日:道営での第一回
帯広競馬が開催される(主催:北海道
当日は12競走が開催され、第1競走は速歩競走の新馬戦(距離3400m、1着賞金3,000円)
8頭が出走し、優勝馬はハナイブキであった
軽種馬(サラブレッド、アラブ等)やアングロノルマンの不足のため
和種馬(ドサンコ)による速歩・平地競走も行われた

1949(昭24)年:この年から
道営によるばんえい競走も開催されるようになった

競走馬不足のため出走馬が1頭のみの単走競走が幾度も行われた(単走競走の馬券は発売されない)

1953(昭28)年:
市営競馬が発足され(北見市・岩見沢市・帯広市・旭川市の4市)、市営にての競馬が開催される

1962(昭37)年:
市営競馬による平地競走が廃止され、市営競馬はばんえい競走のみを開催するようになる
1966(昭41)年:
道営競馬によるばんえい競走が廃止され
道営競馬は平地競走、市営競馬はばんえい競走という二分制が確立され現在に至る



<昭和58年度・帯広市主催・連勝複式勝馬投票券>


1997(平9)年:ホッカイドウ競馬経営悪化のため道営開催は廃止となり市営ばんえい開催専用となる


施設所有者は十勝農業協同組合連合会(十勝農協連)で、施設を賃借して競馬を開催している



北海道帯広市西13条南9丁目